予定はしていなかったが、土曜日の家づくり作業が昼から中止になったので、急遽1泊で出かける。
目指すは大分と福岡の県境あたり。
道の駅豊前おこしかけ で昼食
まずは、昼食を、豊前市にある「道の駅豊前おこしかけ」で。
道の駅ながら、500円ランチが有名ということでそのコスパに惹きつけられてしまった。

ここは、随分前にはやった屋台村形式で6軒の食堂が並んでいる。そのうちの1軒で500円ランチをやっている、ということ。せっかくだから、他のお店も見ていると、「満潮」という店に貝汁があるのを発見した。一気に気分は貝汁。
(40年前に横を通って、いつか行ってみたいと思っていた山口県のドライブインの名前が、「みちしお」ということをあとで調べてわかった。ここのお店と直接関係はないらしいです。)
メニューを見ていると、貝汁は定食全部についているようなので、フライものがついた満潮定食を注文する。

求菩提温泉くぼて鷹勝卜仙の郷
さあ、ランチのあとは温泉。
今回、温泉博士という雑誌から選んでみたとこは、求菩提温泉くぼて鷹勝卜仙の郷、というところ。
住所は豊前市だが、少し山のほうに入っていく。山間の静かな温泉地だが、建物は立派できれい。700円の入湯料が、雑誌の割引で400円。

豊前森の学校
温泉でさっぱりした後、どうしたものかと地図を見ていると、大きな椅子豊前森の学校というのを見つける。
以前なにかで見たような気がする、ほんとにただただ大きい椅子。これが、温泉から4、5kmのところにあった。通り道でもあったので寄ってみる。
ほんとに何もないところに、巨大すぎるいすがあった。他に観光客はカップル1組だけ。

比較対象となるものがないのでわかりにくいが、座面までは5mぐらいはあろうか。一応足をひっかけて登れるようになってはいるが、金属が腐っている可能性があり登りは禁止、と書いてある。
こんなところで怪我でもしたら、しゃれにならないのでやめておく。
嘯吹八幡神社
さて、中津方面へ走っていくと、大きな神社が目に止まったので急停車。日ごろそんなことはしないのに、何か感じるものがあってお参りしていく。

「嘯吹八幡神社」という名で、「うそぶきはちまん」と読むらしい。不勉強なので「嘯」という字は初めて見た。「嘯吹く」というのは「口をすぼめて息吹きをすることにより、罪・けがれを吐き出し心身を清浄に保つ」ということから、病気平癒・身体健康の社として知られているとのこと。

外から見るよりはるかに立派な拝殿で、厳粛な雰囲気が漂う。有名なパワースポットか。創建は仁寿2年(852)、御祭神は神功皇后・仲哀天皇・応神天皇・天児屋根命・武内宿禰。
中津唐揚げ
夕食のおつまみは、中津唐揚げと決めていたので、20分ほど走って、「元祖中津からあげ もり山 万田本店」で買う。

ふたたび 道の駅豊前おこしかけ
「道の駅豊前おこしかけ」に戻り、今晩はここで車中泊。国道沿いではあるけど、間に少し緩衝帯があるのと、駐車場が建物を回り込むような配置になっていて、トラックのスぺースとは離れた場所に置けるから決定。
ちなみに「おこしかけ」とは、神功皇后が豊前路巡行の際、その地にあった石に腰掛けしばしの休息を取ったという伝説からこう呼ばれているとのこと。
夜はよく寝て、翌朝帰路に着きました。

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