ハスラーで車中泊 佐世保・天草・指宿② 2022.5

車中泊

フルフラット対策

道の駅させぼっくす99で車中泊させてもらいましたが、特に大型トラックが気になるでもなく、バイクが連なってやってくるでもなく、気持ちよく朝まで過ごすことができました!

実は前回の反省を生かし、GWにマットレスの下に敷く板、単なる板、しかも単なるコンパネを買いました。

一般的なコンパネ合板の大きさは、900mm×1,800mm。

ちょうど前席側の長さが900mm。幅は1,100mm。だから1回のカットで完成。なんと簡単な。

これが大正解。前席側がフラットになり寝心地が大きく改善し、ぐっすり。

でも、何度か使ううちに要改善も。

  • 全体に紙ヤスリをかけて、端はテーピングで一手間かけるべき。これをやらずに使用したので細かい木屑がシートについてしまい、掃除が大変だった。
  • 厚さ4mmの板にしたが、中心部がたわんでしまう。もう少し厚いものがいいと思う。

小浜温泉:脇浜共同浴場

さて、今日の目的は小浜で温泉とちゃんぽん、そして天草観光に決定。

まずは佐世保をスルーして南下。

ただ、昔からなぜか大塔か早岐のあたりで道をまちがえることが多かった。

今回も注意していたはずなんだけど、やっぱり迷ってしまう。なぜだろう。不思議だ。

大村、諫早と順調に進み、お昼前に小浜に到着。

まずはGoogleMapsで見つけた、脇浜共同浴場を探す。

Googleさんの言われたとおりに進んでみると、とんでもない坂の上にありました。

そう、ここが脇浜共同浴場。

駐車場は5台分あり、3台停まってました。

脇浜共同浴場

実はこの手の歴史あるような古い共同浴場は初めてなんです。

なんで、緊張しながら扉を開けます。

効能が書いてありますがとにかく古い。

脇浜共同浴場の効能

中に入ると、すべて年季の入った立て付けばかり。でも、入浴券だけは自動販売機。

入浴料200円。番台のお姉さんに渡して中に入ります。

男湯の中には、先客が地元の方らしいおじいさんが一人。

まあ、いっぱい人が入っても、10人は無理。その分歴史を感じます。

いや〜、いいですよ。

熱いのが苦手なんで、長くは入っておれませんが、すごく気持ちがいい。

入れ違いで、40代ぐらいの方が入って来られましたが、先のおじいさんとは地元同士、話が弾んでます。

歴史のある共同浴場ってこんなにいいもんだとは。想像以上に満足できました。

小浜ちゃんぽん:海花亭

さて、お風呂の後はお目当ての小浜ちゃんぽん。

実は初めてなんですよ。10年ほど前に、息子の九州大会の試合に来たことはあったのですが、保護者がちゃんぽん食べたいなんて言えるはずもなく、それ以来ずっと食べに行きたかったんです。

ただ、事前にネットで調べても、ココ!というとこが見つからなかったので、あてはなし!

こんな時は地元の人に聞くのが一番、ということで、番台のお姉さんに聞いてみました。

「この間もテレビに出とったんで、人気あるみたいよ。」と教えられたのは、食楽大盛、というお店。

お風呂からも車で3分と近く、すぐ見つけたのですがなんと定休日。

う〜ん、それは仕方がない。

とにかく、近くでGoogleMapsに教えられた店に行きます。

「海花亭」というお店に来ました。私の後に入ってきた方は、長崎からの常連さんということなので、有名店のようです。

小浜ちゃんぽん 海花亭

卵はトッピングですが、私のミスです。なくてもいいです。

王道の味、とても美味しかった。790円。

でも小浜ちゃんぽんの特徴はわかりませんでした。

が、いいんです。ちゃんぽんとして美味しければそれで最高なんですから。

お湯もちゃんぽんも満足しきり。次は南下を続け、南島原からフェリーで天草へ渡ります。

天草:富岡城跡

南島原からのフェリーは、島鉄フェリーといい、1日7便なので2時間に1便ほど。

料金は軽自動車で3,000円弱。45分で到着。ガソリン満タン分が45分でなくなった。。。

島原側のフェリー乗り場にも天草側の周りにも、イルカウォッチングのお店がある。聞いたことなかったけど有名なんだろう。

国道389号線から海のほうへ少し入ると、富岡城跡がある。

天草の乱では重要な役割を果たしたとの事。

富岡城跡

なかなか立派なお城だった事が分かるが、眺めがいい。

港のすぐ裏手の山の上にある。海のそばにあるお城というのは調べてみると結構多い。

富岡城跡からの眺め

天草下島の西側をひたすら南下。この辺りを天草西海岸 サンセットラインというらしい。

ただ、残念なことにまだ陽は高い。

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」

下島の南側に達し、国道389号線を東向きに進路が変わる。

道の駅崎津に続く橋を渡らずに右折し、100mほど行くと崎津の集落に着く。

ここは潜伏キリシタンの里で、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の中で、唯一熊本県にある。

村落自体は、300mほどの道沿いにあり、中心部の海側にある教会が1番の見どころ。

崎津天守堂

残念ながら内部は撮影禁止。

中心部に公共駐車場が4台分あり、運がよければ止められます。

道の駅有明

今日の車中泊は、道の駅宮地岳かかしの里にしようかと、天草の真ん中あたりまでやってきました。新しくできたようできれいな建物でしたが、如何せん山の中。

まだ、食糧も調達してなかったので、天草市まで行き、夕食を買ってから道の駅有明まで行きます。

ここは車中泊で有名なようで、すでに数台の車が停まってました。

駐車場は坂の上にあり、大型トラックは上がって来れないので、静かに過ごせそう。

物産館は18時まで、併設の温泉センターは21時まで開いてます。

なぜここが有名なのか、すぐにわかります。海の向こうに沈む夕陽がとてもきれいです。

日没時が近くなると、みなさん車から出てきて、なかよく鑑賞会。

夕陽

水俣:喜楽食堂

翌日、さらに南をめざして走ります。

GoogleMapsのいうとおりに、宇城、八代の郊外を抜け、お昼時に水俣に到着。

リベンジというわけではないのですが、なんとなく今日もランチはちゃんぽんに決めました。

ネットで探して、「喜楽食堂」というお店に。

創業は1970年と古いのですが、店はきれいで新しくいい雰囲気の大衆食堂です。

喜楽食堂 ちゃんぽん
喜楽食堂メニュー

道の駅 いぶすき 彩花菜館

その後もひたすら南を目指し、途中知り合いの家に寄ったりしながら、鹿児島市内に到着。

だったのですが、駐車場が広すぎてなんだか落ち着きません。

もう一歩足を伸ばして、道の駅 いぶすき 彩花菜館 まで来ました。

国道のそばにあり少し車の走行音はしますが、トラックと普通車のスペースが別になっていて普通に寝れました。

外には公園があり、水道もついていて大変親切な道の駅です。

彩花菜館

枕崎で朝ごはん

せっかくの指宿ですが、砂蒸し風呂はパスして、枕崎に向かいます。

途中は開聞岳を見ながらドライブ気分。

開聞岳

枕崎漁港で朝食をいただきます。

想像していたイメージと違い、人が少なく寂しい。

枕崎漁港 朝食

朝定食500円。

さて、この後は筑後で知り合いのところに用事があったので、まっすぐに福岡に向かいます。

macoton
macoton

軽は燃費がいいので、長い距離を走ると思っていたら大間違い。燃料タンクが小さいので、ガソリンがすぐになくなってしまいます。いつのまにか燃料警告灯が点灯していてあせった。

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