東欧縦断の旅 〜 コロナ後最初の海外へ ポーランド・クラクフ編③ 2022.8

Rynek Główny 海外旅行

アウシュビッツからクラクフの街に帰ってきました。

 

ようやく昼食

まずはとにかくお腹が空いた。

前日から決めてた。

バスターミナルならここ。

出てすぐ横の、ケバブ屋台

昨日もお客が多くて、食べたかった。

というか、ケバブ初めて。

ケバブ屋
ケバブ屋 野菜

で、注文したいんだが、お店のお姉さんにうまく伝わらない。

後ろで待ってるおっちゃんが助け舟を出そうとしているが、かえって面倒なことに。

ただ、単純に前の人が買ったのと同じものが欲しい、というのがやっと理解してもらえた。

だから、今でも何を買ったかわからない。

20ズオティ(500円)だったと思うんだが。

 

ケバブ、実は初です。20年生きてきて。w

もう想像以上にめちゃめちゃ美味い!

ケバブ

見えないけど、下の方は全部サラダ。

しかも量が多い。このときは全部食べれなくて、残りは今晩のごはんに。

 

もし叶うのなら、もう一度クラクフへ行って、ケバブを食べたい。

(←本場トルコに行きたい、という発想にならないか??)

 

ケバブを食べた後のこと。

前日から、GoogleMapが近くにある、うどんの店をやたらと推してくる。

なので、一応行ってみた。さらに東へ行った通りにあった。

クラクフのうどん屋

一応、メニューも見せてもらったが、素うどんが60ユーロぐらい。

高いのはいいんだけど、食べてがっかりするのがいやになったから、店を出た。

 

フリーSIM

 

バスターミナルにSIMカードを売ってるブースがあったので、戻って行ってみた。

担当者はおもむろに、私のルーターにSIMカードを差し込むと、少々てこずったものの、wi-fiが使えるようにしてくれた。

いくらだ、と聞くと、フリーだという。

神か。

容量は忘れたが、10GBはあったような気がする。

ヨーロッパは、フリーでこんなシステムがあるんだ!と喜んだが、以後の国では、こんなサービスは全くなかった。。

 

いったん、宿に戻る。

きのうから同室の日本人女性が、

「今日、日本人の男性が来てますよ。」という情報と、

「私は今晩、外に飲みに行きますからいません。」という個人情報を伝えてくれる。

 

旧市街を散策

さ、まだ時間はたっぷりあるので、旧市街をじっくり見学にでかける。

 

ひたすらうろうろ。

聖マリア聖堂

聖マリア聖堂

 

すし屋はどこに行ってもある

「すし屋」はよく見かける。でも入る気がしない。

カルフールのコンビニ

カルフールエキスプレスという、ほぼコンビニのイメージの店がいたるところにある。

これは便利。

  

一日歩き疲れたので、早めに撤収。

夕食はケバブの残り。

このあと、さっきの女性が言ってた日本人男性がキッチンにやってきた。

最近の流行に乗っかって、海外でリモートしながら仕事して1ヶ月近くなる。

でも、意外にいいことはなく、これだったら日本に帰ろうかと思っている、とのこと。

と、インスタントラーメンを作って食べて寝てしまった。

もう少し視野を広げたらどうなんだろうね。

とおじさんの独り言。

 

翌日の朝

翌日、ワルシャワ行きの昼の電車の切符を買っているので、午前中は市内見物。

旧市街を出る辺りは緑が多い。

天気もいいし、爽やかな朝。

旧市街の爽やかな朝
旧市街の爽やかな朝

 

カジミエシュ

まずは、ユダヤ人街カジミエシュへ。

パブリックアートが見たかったんだけど、事前調査不足と、なんたって朝7時は早すぎた。

もちろんシナゴークも閉まってる。

カジミエシュ

 

カジミエシュ

街はまだ寝てる。

どんぶりカレーの店

こわいもの見たさだけ。

カジミエシュのキューバ

ハバナとカストロはどうころんでもカッコいい。はやく行ってみたい。

 

ウクライナ救護所

ある教会の裏手。ウクライナの救済所?らしき。

 

ヴァヴェル城

カジミエシュ地区を出て、歩きながらヴァヴェル城へ向かう。

ヴァヴェル城

ヴァヴェル城は旧市街の南側の丘の上にあり、歴代のポーランド王が住んでいた王宮。

ヴァヴェル城

 

ヴァヴェル城

まだ開場前で、中には入れない。

 

ヴァヴェル城からヴィスワ川を望む

丘の上からヴィスワ川を望む。ヴィスワ川はポーランド最長の川でバルト海に通じている。

 

ぐるっとまわって、旧市街へ戻ってくる。

お腹が空いたので、朝からやってるマクドナルドへ。

非接触型が徹底されていて、およそマックらしくない店内。

旧市街のマクドナルド店内

出てきたマックはそんなに変わんないけど。

朝食のマクドナルド

セットで約700円(アンクルトリス除く)。

 

シンドラーの工場

午前中、まだまだ時間はある。

次に向かうは、「シンドラーの工場」。

実際に彼が経営していたホーロー工場が博物館になっている。

実は結構楽しみ。

そんなに遠くはないので、バスを乗り継ぎ行ってみます。

 

10時オープンとのことなので、その前に着くと、すでに団体客を含めて人だかり。

でもなにか変だぞ。

10時を過ぎても、状況変わらず。

入口まで行ってみれば、「今日はオープンしない」との張り紙。

シンドラーの琺瑯工場博物館入口

おいおい。中には無愛想な係員が突っ立ている。休館とわかっていれば、もっと早く伝えてくれもいいのに。

団体客はかわいそうに、ぞろぞろと引き返していく。

シンドラー墓碑銘

シンドラーは1974年まで生きていたのか。人物評価は、なかなか難しいが、多くのユダヤ人を救ったという事実は間違いない。

 

ワルシャワへ向かう

路面電車を乗り継ぎ、クラクフ中央駅へ。

クラクフの市内電車
クラクフ中央駅

ワルシャワ行きの切符を買う。

クラクフーワルシャワ切符

11:34クラクフ発 14:12ワルシャワ着 所要時間2時間38分 2等39ユーロ

 

一度、スカイホステルへ荷物を取りに戻る。

 

ワルシャワ行き高速列車
食堂車

ワルシャワークラクフ間は、ポーランド国内で唯一の高速列車のようで、最新最速の列車に乗ってしまったということ。全然急いでなかったんだけど。

後日、あらためてこの路線を調べてみると、ほぼ同じ時間を走る列車で、所要時間3時間20分 2等16ユーロというのがあった。

40分の差で、料金が倍以上違う。

 

アプリ「世界の霧」

実は一番大きな失敗は、列車の車内では、GPSが全然つながらかったこと。

これはショックだった。

日頃から、旅行などで初めての土地に行くときに使っているアプリがある。

世界の霧」というアプリ。

最初は地図全体に、霧がかかっているが、自分の通ったところは霧が晴れていく、というたわいもないといえば、たわいもないアプリ。

 

でも地理フェチとしては、これが楽しいのである。

もうかれこれ10年近く使っていると思う。

世界の霧 日本

こんな感じ。

世界の霧 クラクフ

前日から歩き回った道も、これだけ拡大してもほぼ正確にトレースできてる。

後で振り返って、自分がどこに行ったのかが、確認できる。非常に便利。

今回の旅行もブダペストからスロヴァキアを通って、クラクフまでよくわかる。ちなみにクラクフの西側は、アウシュビッツへの往復、しかも行きと帰りの道が違うのもはっきり。

ところが、クラクフから右上のワルシャワの間が抜けている。これはくやしい。

新幹線並みの高速列車は、だめのようだ。

とにもかくにも、わたしのiPhoneで、もう10年ほどトップページにいるのは、この「世界の霧」と「Flashcards」この二つ! 神アプリです。

 

なにはともあれ、無事ワルシャワ到着。

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