東欧縦断の旅 〜 コロナ後最初の海外へ ハンガリー編② 2022.7

海外旅行

今日のスケジュールは、まず明日に乗るスロヴァキア行きのバスターミナルで確認をすること。そのあとはブダペスト市内観光です。

ネプリゲート長距離バスターミナル

朝、最初の目的地は、ネプリゲート長距離バスターミナル。ここに行って、明日のスロヴァキア行きの切符買い方を確認しに行きます。

まずは、地下鉄Blaha Lujza tér駅に向かいます。ここ、Astria駅よりも近い駅です。

Blaha Lujza tér駅の売店
地下鉄の駅の売店

今日は市内観光がメインで、移動を多くするので、一日乗車券を買う。

一日乗車券

7/29の7:30に購入して、7/30の7:30まで有効という意味。たまたま説明しにくくなってます。

24時間で1,650フリント(約660円)。安い。基本運賃の5回弱分。これを使わない手はない。

私は海外旅行の市内観光の際は、必ず1日〜数日フリーの乗車券を買うか、運賃がものすごく安い国ではその都度買い、かのどちらかです。

行き先がよくわからない時(ほとんどそう)、とりあえず乗って、方向が違うと思ったらすぐ乗り換える為です。

 

地下鉄の長い長いエスカレーター
ロシア・東欧ではおなじみのひたすら長い地下鉄のエスカレーター

ここで地下鉄にのり、2つ先の駅、Puskás Ferenc駅で乗り換え。

地下鉄Puskás Ferenc駅
トロリー乗り場

ここからは、南方面にNépliget行きのトロリーに乗り換えです。10分ほどで着きます。

 

ネプリゲート長距離バスターミナルは、ネプリゲートの交差点の東南方向なので、迷わないように地下街を進みましょう。

ネプリゲート長距離バスターミナルの地下街入口

ターミナルビルに入って、手前側は国内線。そして一番奥に国際線のチケット売り場があります

入り口の自動発券機で番号札を取って、番号が呼ばれたら、窓口へ行って購入します。

今日はここまで。実際に乗るのは明日朝の便。

ネプリゲート長距離バスターミナル国際線切符売り場

ここでの目的は、これで終了。

 

ブダペスト中央市場

このあと、市内に向かおうとしたのですが、まずもって東西反対の郊外方面に行ってしまったり、反対に乗り換えると、今度はひらすら北に向かったり、乗った場所からぐるっと、ただ一周したりと散々な目に。

でも、これって意外に面白いので好き。いろんな発見があるから。

おそらく10回はバスやトロリー乗り換えたでしょう。

ようやく、バロッシ通りの西端にたどり着きました。ここから中央市場に向かいます。

 

ジャン・カルヴァンの銅像
ジャン・カルヴァンの銅像
ブダペスト中央市場

ブダペスト中央市場

この市場、なんと19世紀に建てられたとのこと。年季も歴史も十分。

野菜売り場
果物売場
人気の店に並ぶ人たち

市場はどこも楽しい。

かわいいシロップ漬け

かわいい店があったり。

お酒売場

この酒の陳列には圧倒されます。

 

市場の隣は、ブダペスト・コルヴィヌス大学

ブダペスト・コルヴィヌス大学

 

その先は、ドナウ川、リバティ橋

ドナウ川にかかるリバティ橋

 

観光船乗り場もあります。

ドナウ川の観光遊覧船

 

ブダペスト西駅とマクドナルド

さあ、ここからどこに行くか。

ドナウ川左岸を行こうかと思ったが、お腹が空いてきた。朝食も食べてないし。

実は、今日のランチは決めてます。

それは、ブダペスト西駅のマクドナルド。 もう10年以上もマックには行ってないんですが、どうも歴史を感じさせる名所だそうで。

 

地下鉄路線4の Fővám tér駅から乗車。地下鉄路線3に乗り換えれば、ブダペスト西駅に着きます。

地下鉄路線4の Fővám tér駅

ただし、この時は、路線3が工事中の為、全線運休中。バスの代替運転あり。もう4年も工事しているのに運転再開は、未定だとか。

 

西駅に到着。

ブダペスト西駅

これは駅舎の中。中からマクドナルドには行けません。

いったん正面に出て、右回りに進んでいけば入り口があります。

表通りから見たマクドナルド
マクドナルド入口

20世紀初頭に建てられた駅舎の一部を利用しているとのこと。

マクドナルド店内
荘厳なマクドナルド店内
ビッグマックセット

注文したのは、ビッグマックセット、1,620フォリント(約650円)

恐怖の館

その後、街中をブラブラし、テレーズ通りからアンドラーシ通りに入ると、「恐怖の館(Terror Háza)」があります。

恐怖の館

なんともストレートな名前の博物館ですが、ナチスとソ連に占領された時代ハンガリーの人々と犠牲者の展示施設です

入場料は3,000フォリント。基本的に写真撮影は禁止

恐怖の館の館内に置かれている戦車

社会主義時代にハンガリー秘密警察の本部だった、地上4階地下1階の建物。

行方不明や処刑された人々の顔写真が一面に貼ってあったり、牢獄や拷問部屋などもあります

その名の通り、恐怖の館でした。

丁寧に見ていけば、1日かかりそうな物量です。

マルギット・スラクタ

建物の壁面に掲げられてたのは、マルギット・スラクタ(Margit Slachta。ナチスのユダヤ人迫害に抵抗し、ハンガリー初の国会議員にもなった人。

 

次に向かったのが、ハールシュファ通り沿いにある、切手博物館(belyeg muzeum)。郵便局&税務署のビルの2階です。

入場料1,000フォリント。写真撮影禁止。

切手博物館

世界中の切手のコレクション(おそらく個人コレクションに近いと思う)が、国別年代別に保存してあり、見ることができる。

見学中は、係の人がずっと付いてまわり落ち着かない。

結局、ここに来ないとわからないものがあるわけでなく、よっぽどのマニアで、目的がないと来る価値はない、と思う。

南駅から王宮の丘へ

朝一番に乗った地下鉄Blaha Lujza tér駅から、今度は西方面の電車に乗り、ドナウ川をくぐり、ブダ側に行きます。

終着駅は、南駅。ここから王宮の丘を目指します。

血の原

南駅と王宮の丘の間にある「血の原」。名前とは反対に、気持ちのいい公園で、散策する人やジョギングする人がいてあいさつしてくれる。

戦争の時は、攻める方と守る方でこのあたり一帯が激戦になるのだろう、と勝手に推測してみる。

 

王宮の丘に登り始めるが、いわゆる裏側から登っていて、バスも通っていない。階段は急で体力を相当消耗する。

さらに途中に店はなく、もちろん自動販売機があるよしもなく、さらに頂部分まで登ると店もレストランもたくさんあるが、全て観光地価格になる。

必ずミネラルウォーターを南駅で補給してから行きましょう。

王宮の丘へ向かう急階段
王宮の丘へ向かう急階段

 

やっと丘の上まで登ってきました。

王宮の丘から市街地の西を望む

丘の裏手から登ってきたので、街の西側、ブダの街です。

 

マチャーシュ教会

ブダペストのハイライト、マチャーシュ教会

聖イシュトヴァーン騎馬像

すぐ横の聖イシュトヴァーン騎馬像

奥が漁夫の砦。レストランになってますが、ところどころからブダペスト市街が望めます。

漁夫の砦からブダペスト市街を望む

macoton
macoton

ナチス占領時代や社会主義時代に対して、はっきりとノーを思いっきりぶつけている事が、実は意外でした。ですが、それだけ人々が苦しんでた、と言う事なんでしょうね。ドイツやロシアの観光客はどう受け止めているのでしょうか。

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